生活排水の処理に欠かせない下水道、その幹線部分には腐食し難いＲＣセグメントが
多用されており、整備の初期段階から参画してきています。
（１９７６年、（社）日本下水道協会より下水道用資機材製造工場認定を取得）
集中豪雨による浸水対策として都市部で整備が進む地下貯留管に、内面を平滑にできる
ＲＣセグメント（コッター・クイック継手）をいち早く提案しています。

都市の防災化や景観の改善を図るため、市街地にある電気・通信柱、上下水道管、
ガス管等を道路下に集約して納める共同溝。
そこにも当社のＲＣセグメントが採用されています。
また火力・原子力発電所に於いては、海底に設置される冷却用取放水トンネルにも
採用されています。

東京湾横断道路トンネルを契機に、都市内に幾つかの大型道路トンネルがシールド工法
により構築されています。そこで使用されるＲＣセグメントも当初より製作しています。
耐火仕様の合成繊維混入セグメントや合成セグメントの中詰めも行っています。
また、分岐合流部を地中で構築する際の施工の合理化を図った、軽量コンクリートと
炭素繊維を用いた切削セグメントを提案しています。

1960年代後半から盛んになったシールド工法による地下鉄網の整備、
そこでも当初よりＲＣセグメントを大量に納入しています。
複円形断面用ＲＣセグメントの製作実績もあります。